g_song's blog

備忘録的な。@g_song2

福袋

みなさま、家にある紅茶は足りていますでしょうか。
「そういえばもう1kgを切ってるかも」
「未開封の袋が両手で数えられる」
など、在庫が減り始めているのでは?

秋口になるとダージリンのオータムナルぐらいしかシーズナルの紅茶はなくなりますし、夏を境に紅茶を積極的に買う機会はどうしても減ってしまいますよね。

12月になるとさまざまなお店が紅茶の福袋を出し始めます。
大体3000〜10000円ぐらいの幅で、多くのお店が定価の倍量の茶葉が入ってると謳っております。
この辺りで紅茶の在庫を増やしておくと、2月あたりのスリランカ系のシーズナルや春〜梅雨頃のダージリン1stフラッシュまで在庫が潤沢になり、不要な購入を控えることが可能になりますね(気になった紅茶を買う、という行為が不要な場合が本当に存在するかはわかりませんが)。

さて。
有名所だとルピシアの福袋(LUPICIAお茶の福袋 2015冬 | 世界の紅茶・緑茶専門店 ルピシア オンラインストア)でしょうか。
僕は買ったことないですけど、ハンディクーラーとか良さそうですよね買ったことないけど。
宗教的楽天がダメという方もいるとは思いますがシルバーポット(【楽天市場】セット > 福袋:インド紅茶専門店シルバーポット)も有名ですよね。
こちらは昨年と違いノンフレーバーセットができたのかな、たぶん。

僕は買ったことないですけど葉々屋-ようようや-さんも某匿名掲示板的には人気っぽいですね。まだでてませんけど、どうも福袋には限定のラプサンスーチョンとかが付いてるとか?知らないっすけど。

ほかにはダージリンだけになりますがリーフルさんの2015年新春福袋とかなんかもう在庫なさそうな福袋 2015年 たっぷりお得な紅茶の福袋 紅茶専門店 TEAPOND ティーポンドとか。まだジークレフさんは出てないかな。

有名所というとデパ地下に入ってるようなブランドもだいたい出しますよね。通販もやってるでしょうし初売りとかでも出してると思います。
海外のお店はクリスマスティーもあってまた別の誘惑がありますが、普段は高くて手を出しづらいものでも、福袋はおしゃれな缶を手に入れ並べられる数少ない機会ですものね。

ネットで買えるものも多いですし、専門店の店員さんとの会話が怖い方やおしゃれな空間・高級っぽい空間に入ると体が溶けて崩れ落ちるみなさまもぜひ紅茶の福袋を買い、来年のために中身のネタバレをしてくださいね。

呪いとか奇跡とか

ラノベ
定義はどうなっているのか分からないですが、僕の中ではあまりジュブナイル小説と変わらないです。
大体主人公が高校生ぐらいで、一人称で、心情を地の文でべらべら語ったり女の子といちゃついたりそれでいて鈍感だったりする感じのイメージ。


一応今日がなんかミラクルムーンとかいうものらしいので時事ネタ的に使ったけど結局どういうものかよくわかっていないです。

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リハビリ

すごく久しぶりに文章らしい文章を書いた気がする。
といってもこれで本当に文章らしいといえるのかどうかは微妙ですが、こんな程度の内容で原稿用紙6枚分ぐらいになってしまったあたりちょっと冗長な書き方になっているかもしれない。
オチてるかどうかもまあどうなんですかね、っていうレベル。

なお実話ではないです。

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紅茶の日

11月1日はみなさんご存知のとおり紅茶の日です。
たぶん国民の祝日だったと思います。

紅茶を趣味にするのはハードな印象があるかもしれませんが、そんなことは決してありません。ちょっと小金を持ってスーパーで葉っぱを買えばそれでよいのです。数グラムで数千円もするようなものを買う必要はありません。ただ、その入口にはなりえます。より上質な葉っぱを求めてネットでスリランカの天候を調べる世界に身を委ねれば楽になれますよ。

さておき。
紅茶のメーカーはたぶん幼稚園児でも10社ぐらいいえるでしょうが、スーパーとかで比較的手に入りやすいのはFAUCHONとかでしょうか。ティーバッグではなく茶葉で手に入るのは。成城石井ぐらいになるとwhittardやリプトン青缶、マリアージュフレール、そもそも成城石井の茶葉もあります。
この辺りを買えばもはや紅茶を嗜む人を自称していいとは思いますが、ひょっとすると、ティーバッグに比べて高い印象があるのですかね、葉っぱで買うのは。

こっからはかなり個人的見解ですので話半分で読んでもらえれば良いのですが、スーパーで売っている缶の紅茶はぶっちゃけ割高だと思っています。
割高になる理由は、単純に缶に入っているからです。

ロイヤルミルクティー 紅茶葉 50g

ロイヤルミルクティー 紅茶葉 50g

缶に入っているだけで値段が200円ぐらい変わります。
缶は保存に便利だったり可愛かったりと価値はあるのですが、袋で買ってもしっかりクリップなどで閉じて高温多湿を避けて保存すれば、まあ普通は大丈夫だと思います。なので必要ではないと思っています。僕は。可愛いのとかかっこいいのとかあるから羨ましいけど。

まああとはブランドイメージ的なものも多分にあると思います。たぶん。やはり高いほうが箔がつく感はありますし、有名ブランドのものは割高なのではと勝手に疑っています。

紅茶はそんなに高くないと思います。
コーヒーは1人前淹れるのにたぶん10gぐらいつ使うとおもいますが、紅茶は(物によりますが)10gあれば800mlぐらいは入ります。僕は1gで100mlよりちょっと少ないかなぁぐらいで淹れることが多いです。
茶葉だって成城石井プライベートブランドで買えば130g600円とかですしね。

「どうせならいいものを飲んでみたい」と思っても、ティーハウスタカノさんなら農園もの(特定の茶園だけで作られた茶葉)も50g340円とかで買えますし、ルピシアやジークレフに行けば試飲もさせてもらえます。

都内以外では厳しいところもあるでしょうが、都内に住んでいても店舗にいく往復交通費よりは送料のほうがやすい場合も多いでしょうし、コーヒーと違ってすぐに悪くなるものでもないので、気軽に通販などでいいものに手を出してみてほしいなぁと思っています。

なおティーハウスタカノさんはこの連休中茶葉の量り売りをされるらしいので普段より割安に買える……?と思います。僕が買いに行くのでみなさんはご遠慮願います。

中二病備忘

あまりの退屈さから「メカクシティアクターズ」というアニメを見ました。
いまどきのなうでやんぐなてぃーんにばかうけの「カゲロウプロジェクト」に関連した作品……だという噂です。しらんけど。

「カゲロウプロジェクト」という単語をはじめて聞いたのは、おそらくはネットサーフィン中のどこか。
意識したのは、精神科の患者さんで好きだという子がいて、「ああ、本当に流行っているのだろうな」と感じたときでしょう。

調べもせずに書くと、たぶん「じん」という方の初音ミクの曲の歌詞の世界観を広げていって作った作品群を「カゲロウプロジェクト」というのだと思っています。もうね、調べる気ないっす。たぶんあと五年もすればクトゥルフみたいになっているんだと思います。

内容は中学生の自意識を煮詰めていくらかのスパイスを散りばめた程度のものに感じました。深夜アニメである、ということを除けば中学生がみるアニメなんてそんなものでいいと思います。もっとも大人が見るアニメってなんだよって感じですけど。パリ猫ディノの夜とか?むしろニャッキとか?

メカクシティアクターズ」の内容は別にどうでもいいといえばいいのですが、問題は自分がこれをさほど楽しめなかったことです。中学生が楽しめる以上は対象年齢が高すぎるわけではないはずですし、アンパンマンおじゃる丸を楽しく視聴できる僕にとって対象年齢が低すぎるとも考えにくい(ただ「いないいないばあっ!」はあのクソみたいなペドフィリア畜生のせいで苦手です)。


自分が中学生だった頃にはまっていた作品ってなんだろう、と考えて、真っ先に思いついたのが「スパイラル〜推理の絆〜」です。これもぶっちゃけ「カゲロウプロジェクト」とさほど変わらない中高生の自意識感はあると思うけど、今でもやはり面白いと思う。ので世代が違う、ということなのかもしれません。悲しいけれど。

90年代をエヴァが、00年代をハルヒが、10年代をカゲロウプロジェクトやまどマギが、代表するのかもしれないけれど、たぶんそのいずれもが僕を代表はしないことが、かろうじて僕に残る中二病なのでしょう。

僕は世界史を知らない

ジョージ・オーウェルの本を何冊か読んだ感想を今更。

最初にこちらを読みました。SFの古典としてよく名前が上がりますし村上春樹が似たような名前のを書いたりとかしてたので、前から気になってはいたのですがなかなか手が出ず。
きっかけは覚えてませんがKindleでダウンロードして読んでみました。
中身はググれという感じ。ややSEXへの傾倒が浮いてたような。

動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)

動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)

次にこちらを。読んで驚いたのは1984と内容が全く同じで、こちらのほうが寓話としての完成度が高いしシンプルに面白いなぁと。SFファンはこれ読んだ上で1984持ち上げてるの?って感じ。

カタロニア讃歌 (ちくま学芸文庫)

カタロニア讃歌 (ちくま学芸文庫)

最後にこちらをようやっと読み終えました。卒試……?なにそれ食えんの?
これもまた、上記2つと全く同じ内容でした。
作者のスペイン内戦時の体験を綴ったもので、戦場の滑稽さとかが描かれたりする分は違いますが、上記2つの根っこが完全にここにあることがわかります。

恥ずかしながら世界史を1492年から産業革命ぐらいまでしか習っていない愚かな僕はスペイン内戦についてほとんど知りませんでした。「誰がために鐘は鳴る」は高校時代に読みましたがかなり漠然とした印象しかないです。
他の戦争についても知っているといえるほどの知識もありませんが、「楡家の人々」や他の北杜夫のエッセイを読んだ時に感じたような、戦争には共通して、ある種の滑稽さがあるのだなぁと感じました。

昨今、ネットではまるで見てきたかのように歴史を語る方々が溢れているし、その滑稽さもまた時代や場所を問わないのかなぁと愚かさを噛みしめる次第です。試験勉強飽きた。