僕は世界史を知らない
ジョージ・オーウェルの本を何冊か読んだ感想を今更。
- 作者: ジョージ・オーウェル
- 出版社/メーカー: グーテンベルク21
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: Kindle版
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きっかけは覚えてませんがKindleでダウンロードして読んでみました。
中身はググれという感じ。ややSEXへの傾倒が浮いてたような。
- 作者: ジョージオーウェル,George Orwell,川端康雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/07/16
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョージオーウェル,George Orwell,橋口稔
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2002/12
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これもまた、上記2つと全く同じ内容でした。
作者のスペイン内戦時の体験を綴ったもので、戦場の滑稽さとかが描かれたりする分は違いますが、上記2つの根っこが完全にここにあることがわかります。
恥ずかしながら世界史を1492年から産業革命ぐらいまでしか習っていない愚かな僕はスペイン内戦についてほとんど知りませんでした。「誰がために鐘は鳴る」は高校時代に読みましたがかなり漠然とした印象しかないです。
他の戦争についても知っているといえるほどの知識もありませんが、「楡家の人々」や他の北杜夫のエッセイを読んだ時に感じたような、戦争には共通して、ある種の滑稽さがあるのだなぁと感じました。
昨今、ネットではまるで見てきたかのように歴史を語る方々が溢れているし、その滑稽さもまた時代や場所を問わないのかなぁと愚かさを噛みしめる次第です。試験勉強飽きた。