きれいな月は出ているか
子どももできたことで緩やかに漫画やアニメからフェードアウトしていくのかなと思っていましたが、今期は豊作ですね。アリスと蔵六、サクラクエスト、正解するカド、夏目友人帳、そして今回タイトルの元ネタである月がきれい。
共学中学の青春模様という、僕にとってニカラグアのスラム街の日常ぐらい身近なテーマなわけですが、子どもが生まれたことで我が子の将来などと重ねて見ることができるようになりました。息子と並んで見ながら女子の扱いの難しさを感じ入っております。
先日の雪崩の事件ぐらいからすでに被害にあった高校生よりは保護者側の目線になりつつあることは自覚していたのですが、まさかアニメにまでそういう視点になれるとは感動です。
月がきれい、に関しては文学少年と陸上女子という、現実には接点を持ち得ないような組み合わせに感じますが、川越あたりにはそういう世界が広がっているんでしょうか。エンディングで結婚することまでわかっているというオタクに優しいアニメなので最後まで安心して見られますね。