g_song's blog

備忘録的な。@g_song2

中二病備忘

あまりの退屈さから「メカクシティアクターズ」というアニメを見ました。
いまどきのなうでやんぐなてぃーんにばかうけの「カゲロウプロジェクト」に関連した作品……だという噂です。しらんけど。

「カゲロウプロジェクト」という単語をはじめて聞いたのは、おそらくはネットサーフィン中のどこか。
意識したのは、精神科の患者さんで好きだという子がいて、「ああ、本当に流行っているのだろうな」と感じたときでしょう。

調べもせずに書くと、たぶん「じん」という方の初音ミクの曲の歌詞の世界観を広げていって作った作品群を「カゲロウプロジェクト」というのだと思っています。もうね、調べる気ないっす。たぶんあと五年もすればクトゥルフみたいになっているんだと思います。

内容は中学生の自意識を煮詰めていくらかのスパイスを散りばめた程度のものに感じました。深夜アニメである、ということを除けば中学生がみるアニメなんてそんなものでいいと思います。もっとも大人が見るアニメってなんだよって感じですけど。パリ猫ディノの夜とか?むしろニャッキとか?

メカクシティアクターズ」の内容は別にどうでもいいといえばいいのですが、問題は自分がこれをさほど楽しめなかったことです。中学生が楽しめる以上は対象年齢が高すぎるわけではないはずですし、アンパンマンおじゃる丸を楽しく視聴できる僕にとって対象年齢が低すぎるとも考えにくい(ただ「いないいないばあっ!」はあのクソみたいなペドフィリア畜生のせいで苦手です)。


自分が中学生だった頃にはまっていた作品ってなんだろう、と考えて、真っ先に思いついたのが「スパイラル〜推理の絆〜」です。これもぶっちゃけ「カゲロウプロジェクト」とさほど変わらない中高生の自意識感はあると思うけど、今でもやはり面白いと思う。ので世代が違う、ということなのかもしれません。悲しいけれど。

90年代をエヴァが、00年代をハルヒが、10年代をカゲロウプロジェクトやまどマギが、代表するのかもしれないけれど、たぶんそのいずれもが僕を代表はしないことが、かろうじて僕に残る中二病なのでしょう。