g_song's blog

備忘録的な。@g_song2

レポートのかっこ良さ

ポリクリが始まってすぐに班員から先輩のレポートを頂いた。

こういう指針があるというのは非常に助かることで、実にありがたいことなのではあるが、中身を見るとTMN分類の表がドカンと貼ってあり、わずか2ページのレポートで2/3ページは場所をとっている。実に中身の薄いレポートというわけだ。

さて、こういうレポートを見ると「ああこんなものでいいのか、楽でよかった」となるのだが、一方で「こんなクソみたいなレポート書きたくはねぇな」と思う。まあさらにぶっちゃけると「よくもまあこんな資源の無駄遣いみたいなレポートとも言えぬものを後輩に得意げな顔をして渡せるものだ」と思う。まあ後輩の方からねだったんだろうけどね。

じゃあ自分がそんなに誇れるようなレポートを書けるかというとそれは別問題だが、どうも参考文献も書いていない適当な教科書を一冊手にとって写しました、以上のものを書きたくはなる。といっても関係しそうな単語でググって出てきた論文なり症例報告なりを図書館や医局で探し、2,3も読めばこれ以上の内容にはなる。

こういうことをすると、医学部の大学生ってのはそもそもがやる気なんてものがない人が多いので、「すごい」とか「まじめ」とかになる。気持ち悪いね☆

 

勉強でも生活でも多少のかっこ良さがほしいと思って中高生活を送ってきた。先輩方を見て、どうも自分にはアカデミックさが足りない、と恥じてきたような気がする。のでせめて格好だけでも、レポートを書く際、時間があるなら参考文献を2,3個は読んでそれを書く、自らの考察をしっかり入れる、とかその程度のことはしたい。その程度のことをしようともしない人間を軽蔑もしたくなるのです。

 

それでもまだまだ世の中にはたくさん上がいるので、いろんな人たち(主に目上)から学んでいきたいと思うものです。