g_song's blog

備忘録的な。@g_song2

寿ぎ

友人の結婚式に参加しました。結婚式に参加するのは物心ついてから2回目になります。客としては初めてです。

自分は当然新郎側の友人だったわけですが、参加者の若さに驚きました。エネルギーが違う。聞くと大学の後輩が多かったという話ですが、自分が彼らと同じ年齢のときでもあそこまでのエネルギーはなかったように思います。どこでこのような違いが生まれるのか、さっぱりわかりません。

 

二次会にも参加しまして、世の中的には結婚式の二次会というのは出会いと別れと愛憎渦巻くスリルショックアンドサスペンスな空間かと思っていたのですが、考えてみたら既婚者にはそのようなドラマは縁がありません。なので独身者をけしかけようと思ったのですが精神疾患のない若い女性と話す内容が何一つ思いつかず、仲間内の会話に終止してしまう情けない結果となりました。これならまだ意を決して話しかけ、服薬内容や希死念慮の有無、発達歴や遺伝負因を聞いておくべきだったと思います。

今後のために何をすべきか考えた結果、とりあえず職場で名刺を作成してもらいましたので、初対面の方に「抑うつで仕事を休みたくなったり幻覚作用のある薬物をやったり、その他内因性精神病を発症する予定があれば是非他害行動・措置入院決定後に当院を」とか言って配るようにしたいと思います。掴みは完璧。

 

おめでたい場に行けるのは実に精神に良いことなので、みなさんも人助けだと思って結婚式や披露宴や二次会を精神病院内で行うといいと思います。

愛とか、それ以外とか。

久しぶりに少しだけ文章を書いた気がします。
カルテを書くよりは楽しいですねやはり。

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きれいな月は出ているか

子どももできたことで緩やかに漫画やアニメからフェードアウトしていくのかなと思っていましたが、今期は豊作ですね。アリスと蔵六サクラクエスト正解するカド夏目友人帳、そして今回タイトルの元ネタである月がきれい

共学中学の青春模様という、僕にとってニカラグアのスラム街の日常ぐらい身近なテーマなわけですが、子どもが生まれたことで我が子の将来などと重ねて見ることができるようになりました。息子と並んで見ながら女子の扱いの難しさを感じ入っております。

先日の雪崩の事件ぐらいからすでに被害にあった高校生よりは保護者側の目線になりつつあることは自覚していたのですが、まさかアニメにまでそういう視点になれるとは感動です。

 

月がきれい、に関しては文学少年と陸上女子という、現実には接点を持ち得ないような組み合わせに感じますが、川越あたりにはそういう世界が広がっているんでしょうか。エンディングで結婚することまでわかっているというオタクに優しいアニメなので最後まで安心して見られますね。

 

4月になれば彼は。

年度が変わりますね。いまだに年度という制度や和暦という制度に慣れていないのは我ながら不思議です。

4月から大きく環境の変わる人もいるでしょうしそうでもない人もいることでしょう。僕個人としてはさほど代わり映えのない感じなのですが、それでも全く変わらないわけではありません。具体的にはちょっとよくわかりません。

そもそも未だかつてそんなに4月を境に変わった覚えもありません。人生の大きな節目を思い返すと秋頃に多かった気がしますし、そもそも年始の目標だの何だのいうのは普段から努力していない人間なのではないでしょうか。一生懸命に過ごしていたらいつの間にか時が流れ目標を達成しているのでは?そもそも昨年度目標なんてあったか?

 

新年度の目標は新年度に気がつかないことです。気づいたらオリンピックが終わってるぐらいであって欲しい。

人間とは

先日、秋葉原にいたとき、突然インド系と思われる女性に話しかけられた。牛肉を食べていることを責められるのかと身構えたが、「ガンダムのグッズはどこで買えるのか」といったようなことを尋ねられた。

ちょうどガンダムカフェが近くにあったのでそちらに誘導しようとしたら即座に「not cafe」と釘を刺された。入ったことはないがガンダムカフェ内でグッズぐらい扱ってそうに思うのだが、強く否定された以上は別の案を求めているのだろう。ただ、どんなグッズがほしいのかが分からない。秋葉原ガンダムと関係したものが一つもない店の方が少ないような気さえする。

「どういうグッズが欲しいのか。本?DVD?プラモデル?」プラモデル、は英語がわからなかったのでそのままカタカナで発音したが、まるで理解されなかった。同人誌は英語でなんというのか想像もつかなかったので言わなかった。しかし相手は「goods」と繰り返すだけである。結局、ヨドバシカメラにいけとだけ伝えて私はその場を去った。

それにしても人に道を聞かれることが多い気がする。旅行先で聞かれたこともあるぐらいだ。しかし失礼ながらインド系の方にも聞かれるとは驚きで、人種を問わず無害そうに見えているのだろうか。

実際僕は極めて無害な人間(「無」に比較級や最上級を用いていいのかはわからない)だが、人と関わるのはむしろ苦手だ。精神科は人と話すのが好きな人間がなるものと思っている人までいるが、個人的には大間違いだと思っている。僕の場合、人と話すのが苦手だからこそ「どうせ話すなら話すことで金を貰いたい」というのが精神科医になった動機の一つである。顔が良ければホストになっても良かったのだが、残念ながら残念な顔なので今の状態に落ち着いている。ただ、精神科医になることで「こいつはうざいけど本気になれば1アンプルも使わずに鎮静できる」「年齢からすれば頭にかける電流はこの程度でよかろう」などと対話する相手を俯瞰で見ることができるようになった。また、患者さんもたまに人間より大いなる存在だったりするので、人間嫌いは精神科医に向いていると思う。

とはいえ子どもまで生まれた以上いつまでも人間嫌いとか言ってられない。子どもの成長を見て人間がどう形成されるかを見れば人間に対する苦手意識もなくなるかもしれないが、子どもはまだ「あうー」ぐらいしか音声を発しない。テレビをつけると国会での失言が取り沙汰されており、この程度の言語のほうが回りくどい大人の言葉よりもむしろ洗練されているような気がする。僕も「あうー」だけで患者さんとコミュニケーションを取れるような名医になりたいものだ。

黒い悪魔

今年もこの季節がやってきましたね。僕の勘は「来年もやってくるのでは?」と囁いています。当たったら予言者に転職しようと思います。

 

なんの季節かと申しますとチョコレートですね。はい。旬なのかは知りませんが土用の丑の日的なアレなので最も需要がある日が旬なんだと思います。ここ三年ぐらいは女性客の渦に巻き込まれながらチョコレートイベントに参加しております。とはいえマツコ・デラックスの番組の影響もあって混雑が加速している印象もあってなかなか難しいものです。

とりあえずデパートの催事から参加して、国際フォーラムのサロンドショコラはどうしたのものか……混むしな……

 

とりあえず以前おすすめいただいたミッシェル・ショーダンあらためメゾンジョーダンは新宿高島屋のイベントで手に入れました。美味しかったです。ただ比較できるほどの生チョコ体験がないことにも気がつきました。今後の課題ですね。

とりあえずレダラッハなどなど買いました。おすすめのブランド?店?ショコラティエ?がありましたら教えてください。

男女差別の根の深さ

子をなしまして、たまたま小児科産婦人科と関連する科で研修していることもあり、上司との話題に子育て関係の話が出ます。他の話題を出しづらいのもあるのかもしれませんけど。

そこでまあ自分がやっていることを話すと、概ね称賛を受けます。褒められて悪い気はしませんが、女性からも評価を受けるのは本当に不思議です。

 

そもそも男は出産を回避できているわけですし、それだけで相当楽をしているわけです。現在正常分娩・帝王切開に立ち会うたびに恐ろしさに慄いてしまいます。だからまあ多少の家事育児をしても相当男性側が得していると思います。だいたい職場の上司の女性陣は出産もやって育児もやって家事もやってるわけで、その足元にも及んでないのに評価されると、馬鹿にされてるのかな、とさえ感じます。

もっとも、おそらくは女性の上司も男性優位社会で生きていると、家事・育児に「協力的」というだけでなんか男としては偉い感じがしてしまうんでしょうね。実際には「協力的」ではなく「家族という共同体を運営する上ですべき義務を果たす」だけの話ですし、偉いどころか最低限だと思いますが。その最低限を自分が達成できているかは怪しいものですけど。

 

女性はすごいですよほんと。敬意を。